膝いたい問題、勃発
とうとう私にもこの時がやってきてしまいました。ローディーあるある?とも言える膝の痛みの発症。
よく思い返してみるとロードに乗り始めた初期の頃にも膝の痛みを訴えたことがあったような無かったような。
しかし、初期の膝の痛みとは少し違い、前々回飯能に行ったライドで後半ずっと痛かったし
前回尾根幹へ向かった時も家から20キロくらい走った所から急に痛みが再発したりと、このままだと重症化待ったなしなのではと思い始め、真剣に向き合うことにしました。
今までと走り方を変えたわけでもなく、むしろ今までと何も変わらないはず。原因について特に思い当たる節がありません。
なので旦那氏の助言を聞きつつネットでも色々調べて手当たり次第膝に良さそうな事をやってみましょう。
実践してみたこと
- サドル高を上げる
- ペダリングを変える
- サドルを後ろに下げる
- ストレッチ(特に太ももを入念に)を毎日行い筋肉を柔らかくする
- 夏用のロングタイツを買う
1.サドル高を上げる
桜のAACRから帰ってきた翌週のライドで、今まで感じてなかったサドルの低さを気持ち悪いくらいいきなり感じるようになりました。
(元々ニローネを購入したその日にビアンキストアでサドルの高さを調整してもらったあと、家に帰る時にサドルが高いのが怖すぎて初期設定よりかは低くしてある、というのはありました。でもその後慣れてきて少し上げたり。
こんなにうわっ…私のサドル、低すぎ…?と感じたことは無かったと思うのです。)
サドルを下げていないのに下がっていた、そんなことってあるのでしょうか。ネジが緩かった?
途中で1センチくらい上げるも小山田周回していたら段々と膝が痛くなり上げすぎたか?と思い0.5センチ下げます。
その次が道志ライド。その時は痛みなし。
その次が件の飯能ライド、そこから今までとは違う膝の痛みを感じます。
やっぱり小山田で0.5センチ上げたのが原因?とも思ったのですが、でもそれにしたってサドルはまだ低すぎるのです。
サドルにお尻を乗せていても足が地面に着くくらいです。
ここはもう一度正しいサドル高を出してみよう!となり、最近買ったローラー台に乗りながらお家で調整です。最終的に1センチくらい上げたので、桜のAACR後からはトータル1.5センチ上げたことになりますね。
一応先週その状態で軽く走りましたが、前述したように20キロくらいの所で痛みの再発はしています。それはもしかしたら一度炎症を起こしてしまった膝のまま走ったから、という可能性があるのでとりあえずサドル高はこのままいきたいと思います。
未来の自分のためにもね。
2.ペダリングを変える
ペダリングを旦那氏にチェックしてもらったところ、私は足首が固定されていない状態で走っているとのことらしいです。バタバタしてしまってるらしい。
特に坂だと顕著になるので、踵が下がらないよう意識します。
意識して少し走ってみると何と初めてハムの筋肉痛がやってきました。
ロードバイクに乗り始めた頃から特にハムストリングの筋肉を使いなさいと旦那氏から常々言われていましたが、ぶっちゃけハムを使うって意味がわからなかったのです。
そもそも運動からっきしだった私に筋肉の意識とかいう概念はありませんでした。
結局諦めてママチャリを乗ることで培ったペダリングのまま走ってきましたが、結局それは前太ももを使うようなペダリングでして、最近太ももが太くなったねと旦那氏から言われてしまう始末(´;ω;`)
そう、正に今のペダリングは膝が痛くなる要因にもなりかねないのです。
私の膝の痛みの部位について言及していませんでしたね。
膝の痛みと言っても人によっては色々痛む箇所が違うみたいでして、私は膝の下の部分、膝の皿のところらへんが痛いのです。
どうやらここは、前ふとももの使いすぎが原因で痛むことが多いそうな。(ネットの知識)
つまり
ハムを使えるペダリングができる=膝が痛くならない!
何にせよこれも良い機会です。見直してみましょう。
ちなみに下の動画、プロだから当たり前なのかもですがペダリング綺麗すぎて感動しました…。
実践できるかはさておき、参考にしたいですね。
3.サドルを後ろに下げる
これは2番目とほぼ同じ理由です。
後ろにしちゃえば前太ももが使いにくくなるそうで。
ただ坂は登りづらくなるのかなぁ?と言ったところ…どうなるでしょう。
4.ストレッチする
これに関してはもうそのまま。筋肉は硬いより柔らかい方が良いようですからね。
走行中に膝の痛みが生じた時、旦那氏が膝周りをマッサージしてくれたことで暫く痛みが出なくなったので周りをほぐすと言うのも良さそうです。
5.ロングタイツを買う
冬の時期は膝が痛くなることは無かったので、もしかしたらロングタイツが膝のサポーター的な役割をしていたのでは?という発想から。
ほんとは着脱も出来るレッグカバーを買おうかと思ったのですが、試しに旦那氏のレッグウォーマーを試着させてもらったところ足の短かさに対して太ももが太すぎるせいでにっちもさっちも。
諦めてパールイズミのコールドブラックタイツを買うことにしました。
持っていた夏用レーパンはハーフパンツで、しかもパッドも厚いタイプでは無かったのでタイミング的には丁度良かったかもしれません。
アマゾンで15%OFFもやってたし!
履いてみたところ、コールド系はひんやり感じるのかと思ったのですがそれ程でもなく 笑
とりあえず30度くらいまでの気温だったら耐えられそうだし、膝が隠れる事にすごく安心感があるのが良いですね。
さて。
以上のことを実践+何日か膝に湿布を貼るという準備をして、この土日の二日間、それぞれ150キロと60キロのライドをしてきましたが
結果!!
坂を登るのがとても楽になりました\( 'ω')/
ご安心ください、ちゃんと膝の痛みも軽減されていましたよ 笑
それよりも坂を登るのが楽になった方が嬉しすぎて、つい(*´∀`*)
1日目は若干膝の痛みは出つつも、ピキィッとするような痛みは出ず(1日平坦で速度も出しませんでしたが)
2日目は記憶に残るような痛みはありませんでした!(アップダウンとストップアンドゴー多めの都内ライドでした)
まぁ、多分やっぱり前太ももの酷使のせいで膝が若干炎症を起こしていたのかなあと思います。
ライド終わってしゃがむ時などにはまだ痛みが出るので暫くは湿布を貼るのと、ストレッチ&マッサージは欠かさずやっていきたいです。
あと、プランク!前太もも以外の筋肉を鍛えるのが良さそうです。
坂を登るのが楽になったのも使う筋肉が変わったからが大きいのかなと。
今回いつもパンパンになる太ももが少しのだるさで済んだ代わりに股関節がめちゃくちゃ痛いです。あとハムもすごく怠い。
サドルを後ろに下げた恩恵がこんなにも出るとは…坂が登りづらくなると思っていたのに全然、その逆でした!提案してくれた旦那氏に感謝ですね。
体幹が無い分、前傾がキツくなって手にかかる負担も大きくなりましたがそこは鍛えてカバーしていきたいところᕦ(ò_óˇ)ᕤ
最初は膝が痛くてローディー人生の終わりかと、絶望しかありませんでした。
膝爆弾とかパワプロの世界ではよく目にしていましたが、まさか自分が抱える事になるとは 笑
科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデースにならなくて良かった 笑
いろいろ実践したことが結果的にやっとローディーとしての始まりの一歩を踏み出せたかのような、スタート地点に立てたような、そんな気分です。
ていうか適正ポジションってほんと大事。これが無いと始まらない、という感じ。
私の場合は自分の家でポジション決めたので本当の適正かどうかは怪しいですが…
しばらくは様子見がてらに無理しないライドをしつつ、でも山に行きたい坂を登りたい気持ちがふつふつと湧き出てきました!
来週は旦那氏富士ヒル一週間前だし…どこに行こうか一週間家族会議ですね。
ちなみに本日の都内ライドは期せずしてパレスサイクリングを体験できました!
歩行者の横断用の信号はあれどすっごい走りやすいし楽しかったですー!
都内ライドは信号が多いのと場所によっては道が悪いのが難点ですが、たまにはこういうサイクリングも良いですねぇ(*´∀`*)
あとあと、昨日の150キロライドに関してはまた後日記事を上げます。思い出の地へ行ってきましたよー!